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サイゴン路地裏物語 2021/12/27 家族一緒が一番幸せ 家族一緒が一番幸せ 「1日24時間、家族一緒に過ごせる。これ以上の幸せはないのではないかい」。 満面の笑みを浮かべながらこう言い切るのは、ある日系企業で働くミンさん。彼の妻ガーさんも同じ会社で働いており、社員の注文に応じてインスタントラーメンやコーヒーなどを出す役回りだ。原価に若干の手間賃を上乗せして販売している。夫妻には娘が2人いて、彼女たちも相次いで同じ会社に就職した。朝は4人でそろって出社し、夕方になるとみなで退社する。 朝から晩まで家族4人でずっと行動を共にしている。妻からすれば、夫の浮気を監視できていいかもしれないが、ミンさんはちょっと息が詰まるのではないだろうか。2人きりになったときに、彼の心境を尋ねたところ、返ってきたのが冒頭の言葉だった。 「家族愛が強い」。これは、ベトナム人の気質の特徴とした必ず挙げられることと言っていい。そんな「家族第一主義」の人たちにとって、旧暦の正月を祝って家族が一堂に会するテトは大切な時間だ。 ホーチミン市にはメコンデルタから働きにきている人が多く、テトには大挙して里帰りする。ベトナムで会社を経営している人が困るのは、そのまま故郷に居残ってしまう社員がいることだ。最近は職場に戻る割合が高くなったようだが、以前は「60%しか戻ってこない」という話をよく耳にした。社員が戻らない大きな理由の1つは「家族」だろう。 「息子はホーチミン市の一流企業に職を得て、毎月多額の仕送りをしてくれる。でも本音を言うと、無職でもいいから親の身近に居てくれる方がうれしい」。メコンデルタの村に住む年配のベトナム人女性はこう話していた。里帰りした時にこう引き止められたら、子供も心が動くだろう。 娘のために実家の近くで職を探してきて、「ホーチミン市に戻らなくても、こっちにも仕事はあるぞ」と訴える父親や、週末に実家とビデオ電話をするたびに「子供と一緒に暮らせない人生なんて意味がない」と泣いて目を真っ赤にした母親の話を聞くのも1度や2度ではない。 「家族一緒」が重視されるのは、都市部でも同じだ。ホーチミン市に住む知人の家には、一流企業に勤める姉と就職しても長続きせずブラブラしている弟という対照的な2人の子供がいる。母親が溺愛するのは、圧倒的に弟だ。理由は「いつも家に居てくれるから」。姉は「一家の家計を支えているのは私なのに、母親が冷たいのは理不尽だ」と、ぼやいている。 もちろんすべてのベトナム人がこうではないだろう。知り合いのベトナム人夫妻は「親のことは愛しているけれど、相手の親はもちろん、自分の親とでも同居はしたくない」と断言していた。「子供には子供の生活がある」と割り切る親も増えているようだ。それでもなお「家族一緒が一番幸せ」というのが、ベトナムではまだ多数派ではないだろうか。テトを迎えるたびに、「家族を大切にするのはベトナムの良いところだ」という気持ちになる。 2020年、2021年は新型コロナウイルスの流行により、日本でもベトナムでも正月休みの家族の再会が思うようにいかなかった話を聞くことが多かった。こんなご時勢だが、今こそ、家族のありがたさを見直す良い機会なのかもしれない。 【写真キャプション】 テトを祝う横断幕が掲げられたホーチミン市の小さな路地。 (初出:時事速報ベトナム版2021年02月26日/改稿:2021年12月27日) コメント(0)